2020年10月01日

メルコ、経営赤字も日本での世界最高のIR実現に意欲

メルコリゾーツ&エンターテインメントのローレンス・ホー最高経営責任者(CEO)は、第2四半期にコロナウイルスの影響で赤字に振れたにもかかわらず、同社は日本で世界をリードするIRを構築するために今も努力しており、財務的にも強い状態にあると意欲を見せた。Asia Gaming Briefが20日伝えた

同グループは第2四半期の営業収益が88%減のわずか1億8000万ドル(約190億円)に落ち込み、2019年第2四半期の営業利益が2億800万ドルだったのに対し、3億7000万ドルの損失を計上した。メルコは、マカオの不動産が国境規制に苦しみ、マニラでの事業がまだ閉鎖されたままであることから、すべてのゲーミングセグメントが落ち込んだことが弱さの原因としている。

しかし、ホー氏は、クラウンリゾートの株式を売却し、8億5000万ドルの新規シニアノートを発行した後、メルコの財務の強さを概説した。また、ウィン・リゾーツやラスベガス・サンズなどの大手競合他社が撤退した後も、日本への「揺るぎない」コミットメントを強調した。

「私たちは、アジアのプレミアムセグメント、質の高い資産のポートフォリオ、クラフトマンシップへの献身、ワールドクラスのエンターテイメントの提供への献身、市場をリードする社会的セーフガードシステム、確立されたパートナーシップの成功の実績、卓越したゲストサービスの文化、従業員の育成へのコミットメントを重視しており、メルコは日本が日本独自の日本的なタッチで世界をリードするIRを開発するというビジョンを実現するために強力な立場にあると確信しています。」

メルコのシティオブドリームスマニラの売上高は1億7610万ドルだった。同施設は、安全性と手順をテストするための限定的な試運転を除き、第2四半期を通して閉鎖されている。

キプロスでは、6月中旬に再オープンしたメルコのカジノは、2019年第2四半期の営業収益が2210万ドル、調整済みEBITDAが580万ドルであったのに対し、今年は営業収益が350万ドル、マイナス調整済みEBITDAが600万ドルだった。

シェアする
Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。