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ラスベガス・サンズは、ニューヨーク地域のカジノ開業地候補として、ロングアイランドを検討している。Casino.orgが伝えた

元ニューヨーク州知事でラスベガス・サンズの副社長、民主党議員のDavid Paterson氏は現在、マンハッタンのカジノが集中している問題を理由に、サンズにロングアイランドを検討するよう働きかけている。

マンハッタンにゲーム場を誘致しようとする事業者が直面する潜在的な逆風は、交通問題のほかにもある。サンズがクイーンズからロングアイランドに軸足を移す理由は、地元レベルでカジノ新設に反対する声や、他のカジノ候補地として検討されたことのあるウィレッツポイントは開発が困難で、未使用の土地に対する過去の計画は結局失敗に終わっていることなどだ。

マンハッタンのカジノライセンスは競争が激しく、シーザーズ・エンターテインメント、ハードロック・インターナショナル、ウィン・リゾーツなどが関心を寄せている。ベリーズもこの中に入る可能性がある。この混戦に加え、マンハッタンでのカジノ・ホテル計画には反対意見もあり、専門家の中には、この地区に新しいゲーム施設はいらないと考える人もいる。

ニューヨークは、ダウンステートの3つ目のカジノライセンスを授与する一方で、ヨンカーズのMGMのエンパイアシティカジノとクイーンズのリゾートワールドが、現在のスロットのみの状態から伝統的なゲーム場へ転換することを許可されると予想されている。