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ニューヨーク上場のカジノ大手ラスベガス・サンズは、ロングアイランドにある最近改修されたナッソー・ベテランズ・メモリアルコロシアムの跡地に、数十億ドル規模のカジノ・リゾート施設の建設を目指している。GCRが伝えた

ニューヨーク州ゲーミング委員会が新たに3つのカジノを建設するため、提案を募集した。サンズ社は参入する意向で、80エーカーの敷地には、ホテル、ライブ会場、カジノ、スパ、レストランを設置する予定。同社によると、ギャンブルに使われるのは総面積の10%以下だという。

地元ニュースのNewsdayは、この計画に詳しい関係者の話として、40億ドルの投資になると報じている。

改修されたばかりのナッソー・ベテランズ・メモリアルコロシアムを取り壊すことについては、サンズは提携企業のRXR Realtyと共に地元住民と協議している。同社のScott Rechler会長は、ナッソー・コロシアムを「ほぼ時代遅れ」のアリーナと呼び、人々はその建て替えに強く賛成していると感じているようだ。

サンズの最高経営責任者ロバート・G・ゴールドスタイン氏は、このリゾートは毎年「数千万ドル」の税収を地域にもたらし、地元ビジネスを活性化させるだろうと述べた。