カジノゲームの開発・販売を手掛けるギャラクシーゲーミングは、2023年第1四半期の財務結果を発表した。総売上は前年同期比25%増の740万ドル(約10億650万円)、純利益は11万1000ドルだった。調整後のEBITDAは、15%増の310万ドル。GAMBLING INSIDERが伝えた。
ギャラクシーゲーミングの社長兼CEO、トッド・クレイヴンス氏は次のように話した。「私たちの売上は過去最高で、これにはGGコアからの大口顧客による永久ライセンスの購入が約130万ドル含まれている。第2四半期にもこれらの購入が増えることを期待している。
第1四半期の結果からこれらの購入額を抜いてみてみると、我々のGGコアの売上は390万ドルで、前年同期の380万ドルからわずかに増加。GGデジタル事業の売上は、前年同期の210万ドルから230万ドルに増加している。
23年第1四半期が為替レートの影響により前年同期比が悪化する最後の四半期になると予想している。」
ギャラクシーゲーミングは報告書で、キャッシュが10%減少し1600万ドルになったと明らかにしている。
クレイヴンス氏は続けて、「4月には、我々のGOSプラットフォームがテストラボで承認され、GOSを承認が必要な管轄区域で販売するための必要な承認を現在得ている」と述べた。
また、報告書では長期債務の額にも言及があり、それは5880万ドルから5970万ドルへと減少した。
ギャラクシーゲーミングのCFOであるハリー・ヘガーティ氏は次のように説明した。「Q1では、フォートレスローンの元金を73万3000ドル返済し、四半期末のネットレバレッジは3.9倍で、最大6.0倍の許容範囲を大幅に下回った。
大口顧客からの売掛金が増え、大手ベンダーへの支払いが減少した結果、四半期のキャッシュが減少した。しかし、当社の流動性は今年度末まで堅調に推移すると考えており、引き続き2023年後半に借入金の借り換えを行うことを目標としてる」