2020年07月12日

eスポーツ管理団体GEF発足、テンセントがファンディングパートナーに 来年に大会開催も

esports

eスポーツのグローバル団体「グローバル・Eスポーツ連盟(the Global E-Sports Federation 、GEF) 」が16日、シンガポールで発足した。eスポーツのプレーヤー、組織、商業パートナーなど、エコシステムの統括的管理を目的とし、業界の規制や成長の促進を目指す。ESPORTS INSIDERなど複数のメディアが伝えた

GEF会長のクリス・チャン氏は、シンガポール・ナショナル・オリンピック・カウンシル(SNOC)で事務局長を務める人物。3人いる副会長のうちのひとりシャーメイン・クルックス氏は1984年のロサンゼルスオリンピック4X400mリレーの銀メダリストだ。同じく副会長のウェイ・ジンジュン(Wei Jizhong)氏とエドワード・チェン(Edward Cheng)氏は、それぞれアジア・オリンピック評議会(OCA)の終身名誉副会長、中国テンセント(Tencent、騰訊)の副社長を務めている。テンセントはGEFのグローバルファンディングパートナーとなっている。

クリス・チャン会長はGEF発足に際し次のように述べた。
「私たちは、GEFの立ち上げにより、eスポーツの未来を形作ることにわくわくしています。 GEFは、スポーツの歴史、基盤、価値などを活用しつつ、社会におけるeスポーツの信頼性、正当性、名声を高める一助になっていきます。 テンセントをグローバルファンディングパートナーに迎えたことは、eスポーツエコシステムの成長、教育、文化、健康に非常に役立つでしょう」

GEFの最初の5つの目標は以下のとおり。

◆関連する標準、ガイドライン、規制を伴った各国のeスポーツ連盟の立ち上げの促進とサポート
◆アスリートの幸福、フェアプレー基準の開発、キャリア支援、安全で、ドーピングのない、倫理的に準拠した慣行を確保するための教育に焦点を当てたアスリート委員会の設立
◆eスポーツ大会、コンベンション、フォーラムの開催や開発プログラムの計画
◆GEFの世界基準のガバナンス機構とガイドラインの展開
◆基盤となるようなグローバルeスポーツゲームの年次開催。2020年に最初の大会を開催する

GEFへの加盟は、国際・国内のスポーツ組織、パブリッシャーやデベロッパー、スポンサー、イベントオーガナイザーなどの商業組織、自治体やNGOなどの非商業組織がメンバーとなれる。

現時点ではGEFと国際eスポーツ連盟(IeSF)の関係は不明。IeSFは2008年に韓国・釜山に設立され、日本や中国など56カ国が加盟している。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。