2020年07月10日

リーグ・オブ・レジェンドのスター選手Uzi引退、ストレスや肥満などで糖尿病に

中国のeスポーツチーム「Royal Never Give Up(RNG)」に所属しリーグ・オブ・レジェンド(League of Legends、LoL)のスターである「Uzi」選手は3日、引退すると発表した。彼の決断は、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)でもトップのトレンドトピックとなっており、eスポーツプレーヤーのライフスタイルとトレーニングに厳しいスポットライトが当たりそうだ。CNAが3日伝えた中国メディアによると、Uzi選手は1997年生まれで、専門家からは人気のマルチプレイヤー対戦ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」史上最高のプレイヤーの1人と呼ばれていたという。

Uzi選手は微博で500万人近いフォロワーに向け「引退することを皆さんにお伝えするのは残念です。慢性的なストレス、肥満、不規則な食生活、夜更かしなどのため、昨年の健康診断で2型糖尿病であることが判明しました」と書き込んだ。

Uzi選手はまた、eスポーツ選手にはよくあることだが、手の怪我にも悩まされているという。

RNGは、2012年にプロとしてデビューしたUzi選手が「8年間の高強度トレーニングで蓄積されたケガ」に苦しんでいたと述べている。

RNGは彼を中心的存在であるだけでなく、eスポーツ界全体のアイコンでもあると評し、次のように付け加えた。
「彼の今後の活躍を支援するためにできる限りのことをするだけでなく、私たちは彼の側にいて、怪我の回復に向けて彼をサポートします。私たちは彼が100%回復するのを助けるためにここにいます。」

eスポーツは急成長している産業であり、莫大な金銭的報酬が得られる可能性がある。

しかし、プレイヤーは、座りっぱなしのライフスタイル、長時間画面の前にいること、貧弱な食生活、反復的な手や腕の動きなどにより、肉体的にも精神的にも大きな負担を強いられることになる。

昨年上海で開催された「ザ・インターナショナル」では、アリーナで何千人ものファンの前でマルチプレイヤーの対戦ゲーム「Dota 2」でチームが競い合い、3350万ドル(約36億円)という記録的な金額を争った。

しかし選手たちは、長期的にキャリアを脅かす視力の低下、消化器系の問題、手首や手の損傷など、不調を語っているという。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。