オーストラリアのカジノ運営会社クラウン・リゾーツは、シドニーでカジノを営業するための条件付きライセンスを取得した。カジノ開設計画の詳細は近日中に発表される。同社は16カ月前、最初のライセンス申請時は承認されなかった。ABC Newsが22日伝えた。
オーストラリアのニューサウスウェールズ州独立酒類賭博管制局(ILGA)は昨年、数カ月に及ぶ調査の結果、クラウン・リゾーツにマネーロンダリング疑惑が発覚したため、バランガルーのカジノの運営ライセンス保持は不適当であると判断していた。
ILGAのフィリップ・クロフォード委員長は、クラウン・リゾーツはゲーミングモデルを一から作り直し、ガバナンス、マネーロンダリング対策、企業文化に関する構造改革を行ったことを評価したと述べた。しかし、条件付きライセンスなのは、同社が完全に適切であるとは判断しておらず、カジノの初期運営を厳しく監視すると指摘した。