カンボジアのカジノ含む統合型リゾート（IR）のナガワールドが、ゲーミング最適化ソフトウェアの主要プロバイダーであるタンガム・システムズ製のスロット最適化およびデータ分析（SODA）ソフトウェアを導入した。ナガワールドは、数年にわたりタンガムのテーブルゲームと収益管理（TYM）ソフトウェアをすでに利用している。Asia Gaming Briefが伝えた。
SODAは、スロットマシンと電子テーブルゲームからのデータを分析し、プレーヤーの行動、嗜好、パフォーマンスの傾向についての洞察を提供する。これにより、運営者はゲームフロアのレイアウト、ゲーム選択、マーケティング戦略を最適化し、全体的なゲスト体験を向上させ、ビジネス成果を改善するのに活用する。
タンガムの社長であるマウリン・ガンディ氏は、「賢い運営者であるナガワールドのような企業は、詳細なレポートではなく実用的なソリューションを求めており、それがタンガムの特長である。我々の分析は報告以上のものであり、最高水準の運営専門知識に裏打ちされたフロアの最適化に向けた具体的な推奨を提供する」と語っている。
新たなSODAパートナーシップについて、タンガムのカジノ運営戦略ディレクター、ヴィクター・タナセ氏は、「新たなSODAパートナーシップについては非常に興奮しており、カジノ運営の変革に貢献できることを誇りに思っている。カジノの未来の進化を目の当たりにすることは、やりがいである」と付け加えた。
タンガムのゲーム最適化・戦略担当シニア副社長、デビッド・クロフト氏は、「分析を正確に行うのは難しい。しかし、適切なチームを持ち、適切なソフトウェアツールで装備された運営者であるナガワールドのような企業は、報酬を獲得することができるだろう。最終的な目標は単純だ。今日、顧客に最良のゲーム体験を提供し、マシンのパフォーマンスを最大化するためにどのような変更を行うことができるか」と詳述した。