ゲームのレビューなどを手がけるデジタル・ファウンドリーが、PS5とXbox Series Xの両方で「デビル メイ クライ 5: スペシャル エディション」などのゲームを比較した動画を公開した。動画の中でデジタル・ファウンドリーは、「デビル メイ クライ 5」の高フレームレートモードはXbox Series XよりもPS5の方が顕著に優れており、「ダート 5」はPS5で画質と解像度が向上していることを明らかにしている。gamesradar+が伝えた。
デジタル・ファウンドリーのリッチ・リードベター氏は、上の動画で、両方のコンソールでのデビル メイ クライ 5のパフォーマンスについて次のように語っている。
「フレームレートのディップは私にはとても奇妙に見え、Xbox側でGPUが何かによって抑制されているAPIの制限を示唆しているように見えます。プレイステーション5のスペック的には、自分の体重以上の力を発揮しているということと、Xboxの方に何かがあるようです。Xboxは紙面上ではスペックで上回っているはずですが。」
リードベター氏が指摘するように、PS5とXbox Series Xの性能差は驚くべきものだ。PS5が10.28テラフロップスのGPU性能を持っているのに対し、XboxシリーズXは12テラフロップスの性能を持っているので、マイクロソフトの次世代コンソールは、デビル メイ クライ 5やダート 5のようなサードパーティのゲームでは、少なくともソニーのコンソールと同等の性能を持っていると期待しているだろう。
しかし、The Vergeのレポートによると、これはXbox Series Xの開発キットに原因がある可能性があるという。
マイクロソフトの広報担当者はhe Vergeに次のように説明している。
「Xbox Series X/Sで最適化されたタイトルのうち一握りにパフォーマンスの問題があることを認識しており、最適な体験を保証するためにパートナーと積極的に問題の特定と解決に取り組んでいます。我々は新しい世代のコンソールを始めるにあたり、パートナーは次世代コンソールで何ができるかの探り始めたばかりであり、我々の新しいプラットフォームをフルに活用する方法を学んでいるため、マイナーなバグ修正が期待されています。」
マイクロソフトは、デジタル・ファウンドリーのビデオで提起された問題に対処するために開発パートナーと協力することを約束している。マイクロソフトは、「今後も開発者と協力してXbox Series X/Sの機能をさらに探求していきたいと考えています。」と締めくくった。