カナダ・トロントに、カナダ国内最大規模のカジノ「グレート・カナディアン・カジノ・リゾート」が開業した。開発費用は10億ドル程と見られ、テーブルゲーム145台、スロットマシンは4800台を備えている。Global Newsが伝えた。
カジノの広さは約13万3000平方メートル。多層のガレージには3800台の駐車スペースがあり、400室のホテルが近々開業する。5000席のライブエンターテイメント劇場も数ヶ月内に完成予定だ。
グレート・カナディアン・エンターテイメントは、来年のカジノへの訪問者数を1200万人と見込んでいる。
カジノ施設の最高経営責任者マシュー・アンフィンソン氏は「遂に我々は、トロントのグレート・カナディアン・カジノ・リゾートを世界に披露できることを嬉しく思う」と語った。
この規模の常設カジノが初めてトロント市議会に提出されたとき、市議会では1票差で否決されていた。
クリサンティ市議会議員は、カジノがコミュニティにもたらす害が利益よりも大きいという考え方を否定する。「カジノは永遠に存在し、人々はそれをエンターテイメントとして責任を持って見るべきだ」と述べた。
カジノ隣の競馬場を運営するウッドバインエンターテイメントグループの退任する最高経営責任者、ジム・ローソン氏は「このサイトからは大きな税金が生み出される」と語った。
ウッドバインはカジノの顧客が競馬場にも流れてくることを望んでいる。
グレート・カナディアン・エンターテイメントによると、新しいカジノは、10店舗のレストランを計画する中で2000人の雇用を創出見込みという。