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シーザーズ・エンターテインメントの幹部は、特に今年末から来年初めにかけてラスベガスで開催される主要スポーツイベントにハイローラーが戻ってくると楽観的な見方を決算説明会で強調した。Las Vegas Review Jornalが伝えた

ネバダ州リノに本拠を置くトム・リーグ最高経営責任者(CEO)は、同社の第2四半期決算説明会で、マクロ経済における潜在的な景気後退に対する業界ウォッチャーたちの懸念に関連した「目に見える影響はない」と投資家たちに語った。この強気は、11月のF1グランプリと2024年2月のスーパーボウルXLVIIIを控えてのことだ。

同社は、どの顧客層からも目立った引き戻しは受けておらず、今後の稼働率は物件にもよるが96~98%だと言う。

リーグ氏は投資家向け会議で「ここは本当に強い。今日、出来高はここ1年半で最も多く、非常に好調を維持している。ベガスに対して弱気なスタンスを示すようなことをお伝えするのは本当に難しい」と話した。

同社のラスベガス部門からの収入は、昨年同時期の約11億4000万ドルに対し、第2四半期は1.2%減の約11億3000万ドルとなった。経営幹部は、この減少について、当時の好調な業績との比較によるものだとしている。

同社は、F1とスーパーボウルの期間中に発生するビジネスによる大幅な後押しを期待している。11月16日から18日にかけて開催されるモータースポーツ初戦の期間中、ホテルの客室だけで5%の増収が見込まれ、カジノ運営からはさらに増収の可能性がある。

また、パンデミック以前のレベルにはまだ戻っていない海外からのハイローラーも、失われた海外からの支出の一部を補う国内からのハイローラーも、イベント期間中はより強く戻ってくると予想している。