2019年12月09日

今さら聞けない!最近よく聞く「eスポーツとは?」3つのポイントで理解しよう

eスポーツという単語を聞いたことはあるという方は多いのではないでしょうか。eスポーツは簡単に言えばゲームを競技として見る、という概念から生まれた言葉ですが、実際に多くの人はまだ大会などに参加したことが無かったりそもそもeスポーツ自体良く分かっていないという人は多いと思います。

そこで、ここでは、eスポーツを3つのポイントで解説して行き、そもそもどういったものか、何が重要か等、eSportsに関してお伝え致します。

eスポーツとはそもそも何なのか?

eスポーツとは?

eスポーツとは、Electronic Sportsの略で、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称を指しています。広義には、コンピューターを用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉です。多くの方が「スポーツ」というと野球やサッカーなど、オフラインで人と人とが一緒になってプレーするものをイメージするかと思いますが、それとは違うんだということを理解すれば良いでしょう。簡単に言ってしまえば、ゲームで対戦する事をスポーツとする、という事です。

このeスポーツは日本でもジワジワと認知度を高めており、2019年には茨城で行われた国体(国民体育大会)のプログラムにも「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」という名称で採用されています。但し、国体プログラムへの採用に関してもゲームをスポーツとするのは違うんじゃないかという指摘も少なからずありました。

海外におけるeスポーツの状況

海外のeスポーツ

アメリカではすでに、国がeスポーツを「スポーツ」として認めていて、プロゲーマーがスポーツ選手として扱われています。日本でゲーマーというと、オタクのようなイメージを持っている方も多いでしょうが、それとは全く違うということです。

アメリカの証券会社ゴールドマン・サックスの調査によると、オンラインゲームのプレイヤー人口は世界中で約22億人いるそうです。そこ内、eスポーツ関連の大会を視聴・参加しているのは約5%、つまりeスポーツへの顧客獲得はまだまだ可能だということです。

ゴールドマン・サックスは、2018年時点で167万人のeスポーツの月間視聴者数が、2022年には2億7600万人になると予測しています。

海外では既にプロゲーマーとしての職業の地位が確立されつつあります。世界大会や国内リーグも開催されており、2018年の世界大会の優勝賞金は約7億2000万円で、賞金総額は約20億円でした。eスポーツの注目度が高まり、賞金が高額化する中で、大会で獲得する賞金やスポンサー収入、メディア出演料を主な収入源として生活する、プロゲーマーと呼ばれる人たちが登場しています。年収が1億円を超えるプロゲーマーも登場しています。

日本におけるeスポーツの現状

日本のeスポーツ

海外に比べて日本ではまだまだeスポーツの普及が進んでいないのが現状です。普及が進まない理由としてはいくつかの理由が考えられますが、ここでは以下の3つの理由を考えてみます。

法律の問題

日本では法律上、海外ほどの高額賞金を簡単に出すことができません。海外では、ゲームユーザーからの売上で賞金を補填することが可能ですが、同じことを日本で行おうとすると、景品表示法や賭博罪に抵触する可能性があります。そのため、大会の賞金はゲーム会社や主催者が一括で捻出する必要があるのです。

日本のゲーム事情

世界でeスポーツに使われるゲームではPCゲームですが、日本ではこれまでコンシューマゲームが主流だったことも普及が遅れている理由の1つです。コンシューマゲームとは家庭用ゲーム機のことで、有名なところではWii U、PlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox Oneが挙げられます。

また、日本でゲームといえば1人だけで楽しむものだという認識があり、競技性を伴うゲームに親しむ人が少なかったことも影響しています。子供の頃、友達の家に遊びに行ってゲームをしたり、ゲームセンターでゲームをしていたという人もいるでしょうが、あくまで遊びであって競技性を楽しむ人の方が少数派でしょう。

認知度の低さ

日本でも徐々にeスポーツの認知度は高まってきていますが、海外に比べるとまだまだ低いのが現状です。テレビなどメディアで取り上げられる機会が少ないことの影響もあるのでしょう。但し、前述した通り国体のプログラムに選ばれたり、プロ野球やJリーグなどでもeスポーツチームが誕生するなど少しづつですが認知度は向上しています。

まとめ

この記事では、eスポーツという単語を耳にしたことがあったとしても、その内容を聞かれたら答えることが難しい人を対象として、eスポーツとは何か、海外におけるeスポーツの現状、日本におけるeスポーツの現状、その3つのポイントでeスポーツを説明しました。

eスポーツは多くの人が持っている、これまでのスポーツの概念を覆すものです。そして、海外では既にプロゲーマーが職業として確立しています。ゴールドマンサックスもこれから確実に伸びていく分野としてeスポーツに注目してます。

日本でもこれから伸びていいくことが期待できる分野がeスポーツなのです。日本で伸びていくためには、法律の整備であったり、認知度をさらに高めていく必要があります。そして何より、ゲームに対する決めつけ、過去のイメージから自由になり、可能性ある産業として再規定できる人達が増えなければ、今以上に海外との差を開けられてしまうことは明らかです。

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