2024年04月20日

マカオが日本からの入境者に対し検疫強化、14日間の経過観察

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マカオは、日本、ドイツ、フランス、スペインの4カ国を新型コロナウイルス(COVID-19)の「有病率の高い」国のリストに追加し、検疫を強化すると発表した。過去2週間に4カ国を訪れ、3月10日の正午以降にマカオに入境する人は、政府が指定する医療施設やホテルに滞在し14日間の経過観察を受けることが義務になる。IAGなど複数のメディアが9日伝えた

マカオによる検疫制限が適用されている国は韓国、イタリア、イランに、日本、ドイツ、フランス、スペインが加わり7カ国になった。

マカオ政府衛生局(SSM)のLei Chin Ion局長は次のように述べた。
「欧州の状況はますます悪化し、今後数日のうちにすべてのヨーロッパ諸国を高リスク地域のリストに含める可能性があると考えています」

コロナウイルスの世界的な大流行の中で、特に中国本土からマカオへの訪問者数が大幅に減少している。また、マカオ政府は今年の赤字が400億マカオ・パタカ(約5134億円)になると予想している。マカオの2月の総ゲーム収益は、2月4日から15日間全カジノ施設を閉鎖したことが影響し、前年同月から87.8%減少の31億マカオ・パタカ(約419億6000万円)だった。
メルコリゾーツ&エンターテイメントとギャラクシーエンターテインメントグループは、最近の決算報告で、マカオの厳しい環境は少なくとも今後4カ月〜6カ月間は続くとの見通しを示している。

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