2019年12月09日

マカオのカジノ収益、11月は8.5%減少

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マカオのゲーミング検査・調査局(DICJ)が発表した11月のカジノによる収益は、前年同月比8.5%減の28億ドル(約1056億円)だった。7カ月間連続で前年割れをしており、その中で11月の減少幅は最大。年初からは2.4%の減少となった。ブルームバーグなど複数のメディアが伝えた

1990年代以来の中国経済の減速、人民元の弱体、米中の貿易摩擦などが低迷の理由だ。また、香港におけるデモの長期化、東南アジアでの好敵手となるカジノの勃興も、マカオへの訪問客減少に影響している可能性もある。

クレディ・スイス・グループのアナリスト、ケネス・フォン氏によると、ポルトガルからのマカオ返還20周年を控えていることもカジノ低迷の一因となっている。この機会にマカオへのビザポリシーが厳格化したことに加え、中国の習近平氏がマカオを訪問することでカジノへの取り締りが一層強化される可能性があるという。

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