2024年04月25日
macau

マカオのカジノ、海外プレイヤー誘致のため最大5%減税へ

マカオ当局は、マカオのカジノフロアに個別のゾーンを作り、海外からのプレーヤーだけが使用するギャンブルチップを導入する方針だ。カジノ運営事業者が外国人観光客の誘致を促進するよう、売り上げに対する課税率を下げる。World Casino Newsが伝えた

この決定は、1月1日から適用される新しいゲーミング税制の一部であり、ゲーミング総収入(GGR)に対して40%の政府課税が行われるものだ。ただし、カジノ事業者は、中国本土、マカオ、香港、台湾以外の外国人プレイヤーによるGGRについて、新ゲーミング税制の範囲内で最大5%の減免措置があるという。

同法は、「外国からの顧客」するという公益上の理由によってに、責任者の裁量によりカジノGGRの実効税率を引き下げることができるもののようだ。

外国人プレイヤーが使用する特別なゲーミングチップは、政府が特定のプレイヤーから発生したゲーミング総収入を計算するのに使うという。しかし、外国人プレーヤーの収入に対する減税措置の発動に必要な限度額についての詳細は明らかではない。

マカオ当局とよると、カジノはこれまで地元や中国本土のプレーヤーに過度に依存してきたため、カジノ事業者が海外からのプレーヤーを誘致するコストを軽減するため、減税措置を設けるという。

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