2024年04月24日
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ブラジルのスポーツベッティング、大統領が規制法案に署名せず

ブラジルの大統領Jair Bolsonaroが、退任を前に同国のスポーツベッティング規制法案に署名しないことを決めた。ブラジルで規制されているスポーツベッティングの将来が疑問視されている。iGBが伝えた

ブラジルは何年もかけてスポーツベッティングを規制しようとしており、4年前に上院が連邦法No.13,756/2018を可決して、ランドベースとオンラインの両方で固定オッズのスポーツベッティングを合法化した。

この法律が通過した際、政府は規制の作成と承認に2年間、さらにその後に2年間の延長の猶予が与えられていたが、期限2022年12月12日までに署名できなかった。

法案には、最終的に評価・計画・エネルギー・宝くじ事務局(SECAP)が5月に発表した規制、ライセンス料2220万BRL(360万ポンド/420万ドル/440万ドル)などが盛り込まれていた。

期限までに大統領が署名し、規制を法制化できなかったことにより、ブラジルのスポーツベッティング規制の計画は振り出しに戻ったようだ。

他の場所でライセンスを取得している国際的な事業者は引き続き容認されるようだが、ブラジルを拠点とする事業者が運営する道は難しいと見られている。

しかし、ブラジルに拠点を置く事業者は、最終的には、ブラジルにおけるCaixaの宝くじ独占を廃止する計画によって、固定オッズのスポーツベッティング市場に関与することができるようになる可能性がある。

ブラジル議会の両院で可決された法律では、健康くじと観光くじが創設され、小売とオンラインの両方の賭けを受け付け、国民健康基金(FNS)とブラジル国際観光振興会(Embratur)の資金を調達することができるようになる予定という。

もし民間宝くじがベッティングを許可された場合、国際的に規制されている事業者がブラジルでスポーツベッティングを行う際にどのような影響を与えるか注目されている。

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