人気eスポーツタイトル「PUBG Mobile」のインド専用版「Battlegrounds Mobile India」(BGMI)が、インドのPlayStoreとAppstoreから削除された。理由はまだ明らかになっていないが、中国とインド政府の軋轢が関係している可能性がある。GadgetShowなどが伝えた。
PUBGがインドで禁止になったのは2020年9月だ。インド政府が、ゲーム開発会社KRAFTONと中国企業Tencentとの関係を問題視したのが原因だと言われている。その後2021年にインド版であるBGMIがリリースされた。
BGMIはインドで最も人気のあるeスポーツタイトルの1つであり、PUBG: Mobileと完全に繋がりがない訳ではない。BGMIの大会で優勝したチームがPUBG Mobile World Invitational 2022に招待されている。
BGMIが完全に削除されるのであれば、インドのeスポーツエコシステムに大きな影響を与える可能性がある。しかし、ゲームをダウンロード済みの人は、現在でもこのタイトルで遊ぶことはできる。
KRAFTONは、BGMIがGoogle Play StoreとAppstoreから削除された経緯を調査中で、明らかになり次第報告するとしている。