2024年04月25日

マカオのジャンケット数が10年連続減少、現在は36社に

マカオで認可されたジャンケットの総数は、この1年間で10社減少し36社になった。マカオのジャンケットは10年連続で減少している。GGR Asiaが伝えた

マカオのゲーム規制当局(GICB)によると、2022年1月のジャンケット数は46社だったが、23年の現時点では36社に減少した。減少に至った理由については説明されていない。

GICBは毎年1月、市内の認可済みカジノでの営業を許可されたジャンケットのリストを公表している。10年前の2013年1月は235社のジャンケットがあった。

ジャンケットはマカオ市内のカジノでVIPゲーミングをサポートする。プレイヤーのギャンブルクレジットの手配、ハイローラーのプレイで発生した損失の回収、プレイヤーの宿泊施設の手配などが含まれる。

現在認可されている36社のジャンケットには、Pacific Intermediário Sociedade Unipessoal Lda、Novo Clube VIP Legend、Haishen Grupo Ldaなどがいる。

マカオの立法議会は先月、カジノジャンケットオペレーターのライセンスと活動を規制する統合法案を承認した。これによりジャンケットとして免許を取得できるのは企業のみ、個人は不可となった。

マカオの各ジャンケットは、単一のカジノ運営会社とのみ提携が許可されている。
昨年はマカオのジャンケットの重要人物であるSuncityのAlvin Chau Cheok Wa氏とTak ChunのLevo Chan Weng Lin氏が逮捕されている。このことがジャンケットビジネスの落ち込みに影響したという見方がある。

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